メロカクタス・グラウセッセンス

学名:Melocactus glaucescens  

メロカクタス・グラウセッセンス(Melocactus glaucescens) サボテン科メロカクタス属

ブラジルの東部、標高 700-900mの半乾燥地の森林内の陽地の原産で、絶滅危惧種に指定されている。鑑賞用に植栽される多年草。

茎の径は14-25cm、高さは14-18mの球形または円錐形。若い頃は蝋質で薄い青色、成長とともに灰色がかった緑色に変わる。一定年齢までは開花せず、球頂に小さな刺と毛の混った花座を生じると、その後は茎はほとんど生長を止め、花座のみが成長する。茎には7-15個の稜があり、稜上に刺を付ける。花は、径6mmほどの桃色。花は、午後開いてその日で終る。
花期は不明。
果実は、卵形で長さ12mm、径6mで濃い赤紫から赤色。

※ メロカクタス属は、西インド諸島・中央アメリカ南部から南アメリカ中央部に30-40種が存在する。いずれも球頂に花座を形成する。
 寒さに弱く、冬季も常に8-12℃以上に保つことが必要。 


主写真撮影日:2017-10-18   撮影地:神奈川県相模原市南区 相模原公園温室
撮影者:MOMO