ハナキリン

学名:Euphorbia milii var. splendens  

ハナキリン(花麒麟) トウダイグサ科トウダイグサ属

マダガスカル原産で、鉢植えなどで鑑賞される常緑低木。

樹高は20-200cm。茎は直立するが、高くなると半蔓状になり、這ったり他の物によりかかったりする。葉は長さ3cmほどの楕円形で若い茎の先端付近に多数付き、皮質。生長すると棘に変わる。棘で他の物にからまる。花は茎の先端に付く径1-2cmほどの杯状花序で、1対の花弁状の苞があり、これが赤・橙・黄・白などに着色し目立つ。
花期は周年。

※ 名は、茎が多肉で棘が密生したサボテン科のモクキリンに似て、1年中花を咲かせることから。
 挿し木で増やすことができる。
 [近縁種]
  トゲナシハナキリン:Euphorbia geroldii
            ハナキリンによく似るが、茎に刺が付かない。 


主写真撮影日:2017-10-18   撮影地:神奈川県相模原市南区 相模原公園 (温室植栽)
撮影者:MOMO