ウコンサンゴバナ

学名:Pachystachys lutea  

ウコンサンゴバナ(鬱金珊瑚花)[別名:パキスタキス・ルテア、パキスタキス] キツネノマゴ科パキスタキス属

中南アメリカ・西インド諸島原産で、観賞用に植栽される常緑低木。日本では鉢植えとして栽培される。

樹高は0.5-1.2m。葉は対生し、濃緑色で光沢があり、長さ7-15cmの長楕円形で縁は全縁。茎先に6-13cmの長さになる黄色い苞を穂状に重なるように付け、その間から白い舌状の花を下から順に突き出すように付ける。花は短命だが、苞は長期間残る。
花期は5-10月。
果実は蒴果。

※ 名は、鬱金色(うこんいろ)をした珊瑚のような花を咲かせることから。
 別名に挙げたパキスタキスは属名だが、流通市場では本種を指す。
 冬でも日当たりのよい室内で最低12℃以上保てば開花する。


主写真撮影日:2008-03-15   撮影地:長崎県長崎市 亜熱帯植物園
撮影者:MOMO