ピンギキュラ・ピロサ

学名:Pinguicula pilosa  

ピンギキュラ・ピロサ(Pinguicula pilosa) タヌキモ科ムシトリスミレ属

メキシコ北東部原産の食虫植物で、新種として発見された1984年以降園芸栽培されている多年草。

花茎の丈は35-90mm。茎は短く、繊維状の不規則な根が多数ある。 ロゼット状の葉は、幅20-30mmの倒卵形で、先端は鈍頭。表面はかなり粗い腺毛で覆われ、粘液を分泌して虫を捕える。花茎は長い毛と腺毛に覆われる。花は長さ22-25mm(
距を含む)、淡い紫色、中央は白く、喉部は黄緑色で、密に長い毛で覆われる。筒部は円筒形で黄緑色、基部に向かって細まる。距は筒部とほぼ90度に折れ曲がる。
花期は1-4月。

※ 種は2003年に新種として登録された。


主写真撮影日:2014-02-12   撮影地:東京都調布市 神代植物公園温室
撮影者:MOMO