学名:Lentibulariaceae  

タヌキモ科

シソ目に属する双子葉植物。
食虫植物だが、捕虫方法は属によって異なる。すべて草本で、根はムシトリスミレ属を除いて退化しており、沼地に浮いていたり、湿った泥に生えることが多い。形態には大きな差があり、細長い茎を横に這わせる水草や湿地生殖物と、茎が短く、丸い葉をロゼット状に広げる草とがある。花は左右対称か唇花型で、距があるものが多い。
世界の熱帯から温帯に3属300種以上が分布する。
日本には、ムシトリスミレ属とタヌキモ属があり、14種が野生する。