マツバハルシャギク

学名:Helenium amarum  

マツバハルシャギク(松葉春車菊)[別名:ヘレニウム・アマラム、マツバダンゴギク] キク科ダンゴギク属

アメリカ合衆国のバージニア州からテキサス州が原産で、観賞用に栽培される1年草で、西日本の一部の地域で帰化している。

丈は10-50cm。全体無毛、または上部にやや毛があり、茎は細くてよく分枝する。葉は線形で腺点を密に持ち、無柄でやや密に互生する。夏から秋にかけて、長い花柄の先に径3cmほどの頭花を上向きに付ける。舌状花は5-10個あり、鮮黄色で長さ2cmほど、先端は3歯となる。筒状花も黄色で、径1cmほどの球形に集まる。
花期は7-10月。
果実は痩果。

※ 名は、松葉の様に細い葉で、ハルシャギクに似た花を付けることから。
 主な園芸種に‘ダコタゴールド’があり、その品種名で流通することがある。


主写真撮影日:2017-10-08   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO