シロバナツユクサ

学名:Commelina communis f. albiflora  

シロバナツユクサ(白花露草) ツユクサ科ツユクサ属

北海道・本州・四国・九州・沖縄の、道端やや林縁の草地などに生育する一年草で、青色のツユクサに混じって稀に見られる。

丈は20-50cm。葉は互生し、長さ5-8cmの卵状披針形で、基部は膜質の鞘になって茎を抱く。葉と対生して、2つ折れになった船形の苞に包まれた花序を出す。花序は2本の枝からなり、主軸には0-1個、側枝には2-4個の花を付ける。花は1個ずつ苞の外に出て開き、ほぼ半日で萎む。花弁は3個のうち2個は大きくてよく目立ち、1個は小さい。萼片は3個で小さく、白色の膜質。
花期は6-9月。
果実は蒴果で、苞の中で成熟し2裂する。

※ 分類学的には、ツユクサの品種扱い。


主写真撮影日:2017-10-02   撮影地:神奈川県相模原市南区 境川河畔
撮影者:MOMO