ブルンネラ・マクロフィラ

学名:Brunnera macrophylla  

ブルンネラ・マクロフィラ(Brunnera macrophylla)[別名:ブルンネラ] ムラサキ科ブルンネラ属

ロシアのコーカサス地方からシベリア西部原産で、花や斑入り葉の鑑賞用に栽培される多年草。

丈は20-45cm。、濃緑色の葉は心形で互生する。葉や茎は細毛に被われる。春~初夏、茎先や葉腋から細い花茎を伸ばし、
総状花序に径3-4mmの小さな花が数個咲く。咲き始めは草丈10cmくらいで、咲きながら大きく広がる。花弁は4枚で青色、中央が白色。
花期は3-6月。

※ 冬季は地上部が枯れて休眠するが、翌年また発芽する。暖地では常緑になることもある。
 葉模様の違ういくつかの園芸品種がある。
 [園芸品種]
  ‘ジャック・フロスト’:Brunnera macrophylla ‘Jack Frost’
             銀白色の葉に緑色の葉脈がくっきりと網目模様のように浮き出る。青花。
  ‘ルッキング・グラス’:Brunnera macrophylla ‘Looking Glass’
             メタリックなシルバーリーフに細い緑の葉脈が入る。青花。
  ‘ミスター・モース’ :Brunnera macrophylla ‘Mr. Morse’
             ‘ジャック・フロスト’に似た葉で白花。
  ‘ハドスペン・クリーム’:Brunnera macrophylla ‘Hadspen Cream’
             葉の縁に淡黄色の斑が幅広く不規則に入る。


主写真撮影日:2014-06-01   撮影地:群馬県片品村 丸沼高原 (植栽)
撮影者:MOMO