ニワザクラ

学名:Prunus glandulosa  

ニワザクラ(庭桜) バラ科スモモ属

中国の中部から北部が原産で、室町時代にすでに観賞に植栽されていた落葉低木。

樹高は0.7-2m。株立状になる。葉は互生し、長さ5-9cmの長楕円形から長楕円状披針形で先端は尖る。葉縁には細かい重鋸歯があり、葉の裏面には毛がある。側脈は4-5個。葉に先立つかほとんど同時に、葉腋に径1-1.5cmの白色~淡紅色の花を付ける。日本で植栽されているものは、普通八重咲きで結実しない。
花期は3-4月。

※ 一重のものは、ヒトエニワザクラ(一重庭桜)と呼ばれ、果実ができ赤熟する。
  白花の園芸品種の学名は、Prunus glandulosa 'Albi-plena'。(一重、八重の学名上の区別は無く、品種扱い)


主写真撮影日:2014-04-17   撮影地:東京都八王子市
撮影者:MOMO