ゲンチアナ・ベルナ

学名:Gentiana verna  

ゲンチアナ・ベルナ(Gentiana verna) リンドウ科リンドウ属

ヨーロッパからシベリアにかけて分布し、アルプスを代表する花の一つで、アルプスでは標高600-3000mの地域の、牧草地や石灰質の土地に生育する多年草。日本では、園芸植物として植栽される。

丈は5-10cm。根生葉は長楕円形で、ロゼット状に付く。 茎に付く小葉は緑色で卵形で対生する。花の長さは2cmほどで、花色は鮮やかな濃青で、筒状をしており先端が5深裂して星型に平開する。 花色は他に、白や空色がある。日照のあるときに花の先の裂片が開く。花筒の中には中央に花柱(雌蕊)があり、その周りに5本の雄蕊がある。
花期は4-7月。
果実は蒴果。


主写真撮影日:2013-04-04   撮影地:神奈川県箱根町 箱根湿性花園
撮影者:MOMO