トキワハナガタ

学名:Androsace sempervivoides  

トキワハナガタ(常盤花形) サクラソウ科トチナイソウ属

中国西部・カシミール地方やチベットの標高3000-4000mの草地や砂礫地に生育する。日本では、観賞用に流通する常緑多年草。

花茎の高さは5-15cm。ロゼット状の葉で越冬する。 ランナー(匍匐枝)を伸ばして増殖する。 伸びたランナーの茎先にロゼット状に緑色をした広箆状の葉を付ける。 葉は根生葉で、葉質は厚く毛ある。春、葉の間から花茎を伸ばし径2cmほどの桃色の花を多数集めた球状の集合花を付ける。 花茎は赤く毛ある。
花期は4-5月。
果実は蒴果。


主写真撮影日:2013-04-04   撮影地:神奈川県箱根町 箱根湿性花園
撮影者:MOMO