学名:Araucariaceae  

ナンヨウスギ科

ナンヨウスギ目に属する裸子植物。

すべて常緑高木。大きいものは30mに達する。葉は螺旋配列し、針形でスギに似るものと、扁平でヤナギに似るものとがある。球花は球形で多数の包鱗に包まれ、各包鱗の内側に1枚の種鱗と1個の胚珠がある。球果は多数の大きな種子を持つ。東南アジアからオセアニア、中南米の熱帯から温帯にかけて3属40種ほどが分布している。
比較的寒さに強い物は、庭園樹として植栽される。木目が美しく、建築材、家具材などとして利用されている種も多い。