オステオスペルマム・エクロニス

学名:Osteospermum ecklonis  

オステオスペルマム・エクロニス(Osteospermum ecklonis)[別名:ケープデージー] キク科オステオスペルマム属

南アフリカのケープ地方原産で、観賞用に栽培される多年草。

丈は20-150cm。宿根草だが、暖地では茎の基部が木質化する。葉は箆状でやや肉厚、縁には鋸歯がある。密に重なる葉を付けた茎の頂部から、花柄を伸ばし、径7-8cmの頭花を付ける。花色は、白、桃、桃色と紫色の中間的な色など。花は日中開き、夜間は閉じる。
花期は5-9月。
果実は、痩果で冠毛はない。

※ 別名のケープデージーは、他種も含めた呼び名なので、注意を要する。
 またオステオスペルマム属は、アフリカキンセンカ属(Dimorphotheca)から分離された経緯があるため、ディモルフォセカの名で流通することもある。
 園芸種には草丈を20cmほどに抑えた矮性化品種もある。
 日照を好むが、多湿には弱い面がある。


主写真撮影日:2017-09-10   撮影地:神奈川県藤沢市 江ノ島
撮影者:MOMO