トウキンセンカ

学名:Calendula officinalis  

トウキンセンカ(唐金盞花)[別名:キンセンカ、カレンデュラ] キク科キンセンカ属

地中海地方原産で、観賞用に栽培される1年草。

丈は20-80cm。葉は長さ5-18cmの単葉、軟らかく肉が厚く、長い箆形で根生および茎に互生。春、枝頂に径4-8cmの黄赤色・黄色などの頭花を付ける。花径は3-10cm、色は黄色や橙色など暖色系、八重咲きが多く栽培される。
花期は3-6月。
果実は痩果。冠毛がなく、強く曲がり、背に多数の突起がある。

※ 名は、中国からきたキンセンカの意で、キンセンカは黄金色の盃(盞)の形の花の意。
 名はYListに依ったが、単にキンセンカまたはカレンデュラ、あるいは英名のポット・マリーゴールドで呼ばれることが多い。
 ヨーロッパでは原種はハーブの1つにで、エディブル・フラワー(食用花)。薬用や料理の着色料としても利用される。 
 [近縁種]
  ヒメキンセンカ:フユシラズの名でも流通し、花径2cmほどで性質が強く開花期が長い。


主写真撮影日:2017-04-24   撮影地:東京都町田市 (植栽)
撮影者:MOMO