![ソウシシヨウニンジン ソウシシヨウニンジン](./files/1/6073/29.sooshishiyooninjin.jpg)
学名:Panax japonicus f. dichrocarpus
ソウシシヨウニンジン(想思子様人参) ウコギ科トチバニンジン属北海道・本州・四国・九州の、山地の林内に生育する多年草。
丈は50-80cm。赤い果実を付けるトチバニンジンの変種で、果実期以外は区別できない。根茎は白色で節がある。葉は小葉が5個の掌状複葉、茎頂に3-5個の葉を輪生し、長柄がある。小葉は倒卵形で質が薄く、先が尖り、縁は鋸歯がある。短い小葉柄を持つ。1本の長い花茎を真っ直ぐ立ち上げ、球状の散形花序に多数の花を付ける。花は径約3㎜、淡黄緑色で花弁5個、雄蕊5個。花柱2個。
花期は6-8月。
果実は径約6㎜、赤く熟し先端は黒くなる。
※ 名は、果実が想思子(トウアズキ(唐小豆)の生薬名)に似るトチバニンジンであることから。
トチバニンジンと同種で変種としない説もある。
主写真撮影日:2017-07-20 撮影地:群馬県渋川市 赤城自然園 (果実)
撮影者:MOMO