アカジコウ

学名:Boletus speciosus  

アカジコウ(赤地小坊) イグチ科ヤマドリタケ属

発生時期は夏~秋。針葉樹・広葉樹の根生林内に発生する菌類。

傘は径8-11cm、表面は湿ると多少粘性を帯び、バラ紅色。管孔はほぼ離生し、淡黄色のち粘土褐色。孔口は管孔と同色、傷つくと青変する。柄は長さ9-10cm、太さ15-20mm、下方は太まり、表面は細かい網目に覆われ、淡黄色または帯紅色、成熟すると下方から暗ワイン色に変わる。肉は淡黄色。傘および柄の上部で多少紅色を帯び、傷つくと明るい青色に変わる。胞子は10-13.5×3-3.5μm。

※ 「じこう」というのは、一部の地域で使用されるきのこの呼び名。
 優秀な食菌とされる。


主写真撮影日:2017-08-24   撮影地:山梨県忍野村 鹿留山
撮影者:MOMO