学名:Geranium phaeum
ゲラニウム・ファエウム(Geranium phaeum)[別名:クロバナフウロ] フウロソウ科フウロソウ属ヨーロッパの中部から南部・西部の原産で、平地の草原から山地に生育する。日本では観賞用に植栽される多年草。
丈は50-80cm。根生葉はロゼット状に付き、掌状に5-7中裂する。茎の葉は互生。晩春から夏、花茎を伸ばして集散花序を出し、原種では径約15mmの暗赤褐色から暗紫褐色の花を咲かせる。花弁は5枚。
花期は5-8月。
果実は蒴果。
※ YListでは、和名未定義。
クロバナフウロの名で流通する。園芸種には、葉の中部が白抜けしたり黒斑の目立つものや、明るい桃色の品種もある。
主写真撮影日:2017-06-21 撮影地:長野県茅野市 バラクラ・イングリッシュガーデン
撮影者:MOMO