アストランチア

学名:Astrantia major  

アストランチア(Astrantia)[別名:アストランティア] セリ科アストランチア属

ヨーロッパから西アジアの原産で、観賞用に栽培される多年草。

丈は30-80cm。羽状や掌状に3-7裂した根生葉を持つ。花茎を長く伸ばして頂点あたりが放射状に枝分かれし、花序が10前後集まって付く。花序の径は約2cm。花弁のように見える部分は総苞で、中心に小花が多数集まり、半球状に盛り上がるように群れて咲く。
花期は5-7月。

※ 標準和名はYListに因ったが、アストランティアの方が多く使われる。
 栽培されているものは、アストランティア・マヨール(Astrantia major)から、改良された園芸品種がほとんど。
 基本種はクリーム色がかる淡い桃色。


主写真撮影日:2017-06-21   撮影地:長野県茅野市 バラクラ・イングリッシュガーデン
撮影者:MOMO