オオハナビニラ

学名:Allium schubertii  

オオハナビニラ(大花火韮)[別名:アリウム・シュベルティ] ヒガンバナ科ネギ属

中央アジアの地中海岸・トルコ・リビアの原産で、観賞用に植栽される多年草。

花茎の丈は30-60cm。長さ30-40cm、幅2.5cmの披針形の波打った根生葉を密に付け、そこから花茎を立てる。花は、茎の先端から50本ほどの花柄を花火のように放射状に出して、径30cmほどになる半球形~球形の花序を形成し、小さな星形の花を付ける。
花期は4-6月。
果実は蒴果。

※ 標準和名オオハナビニラは、YListによる。
 花壇としての栽培のほか、切り花としても市販される。
 自生地では、花茎が枯れた後、乾燥した種を付けた頭部が落ち、風に煽られて砂漠を転がり、種子散布をする。このことから、Tumbleweed onionの異名も持つ。


主写真撮影日:2017-06-21   撮影地:長野県茅野市 バラクラ・イングリッシュガーデン
撮影者:MOMO