アフリカワスレナグサ

学名:Anchusa capensis  

アフリカワスレナグサ(アフリカ勿忘草) ムラサキ科ウシノシタグサ属

南アフリカ原産で、観賞用に栽培される多年草。高温多湿に弱いので、日本では1年草として栽培される。

丈は20-150cm。鮮やかな緑色の葉の根生葉の中から高い花茎を伸ばす。茎は下部は太く、次第に細くなり、先の新しい茎はしばしば濃い赤褐色になる。長く狭い葉は柔らかいが、触感は毛があるためざらつく。茎の先端に集散花序を出し、品種により異なるが、水色から濃いめの青の花を集まって付ける。
花期は4-6月。
果実は5枚の萼片に包まれたカップとなり、通常開花後1ヶ月で種子が成熟し硬く黒くなる。各カップには3個の種子が入る。

※ 和名にワスレナグサが付いていて、花は似るが、ワスレナグサとは別属。
 園芸種として矮性で丈が20-30cmのブルーチャームがよく栽培される。


主写真撮影日:2017-06-21   撮影地:長野県茅野市 バラクラ・イングリッシュガーデン
撮影者:MOMO