ミヤマカラマツ

学名:Thalictrum tuberiferum  

ミヤマカラマツ(深山唐松) キンポウゲ科カラマツソウ属

北海道・本州・四国・九州の、深山の林内などに生育する多年草。

丈は30-80cm。根生葉は普通1株から1枚出て、長い柄があり、2-3回3出複葉で花の時期にも残る。小葉は長楕円形で裏面は粉白色を帯び、縁に鈍い鋸歯がある。茎葉は2-3枚付き、上部のものは単葉になる。花は白色。萼片は広卵形で早く落ちる。雄蕊は白色で、基部が細くなる。雌蕊も柄があり、白色でやや赤紫色を帯びる。
花期は6-8月。
果実は痩果で2-7個、扁平で片面に3個ずつの稜があり、基部に柄がある。

※ 名は、深山に多く生育するカラマツソウの仲間であることから。


主写真撮影日:2017-07-20   撮影地:群馬県渋川市 赤城自然園
撮影者:MOMO