ユウスゲ

学名:Hemerocallis citrina var. vespertina  

ユウスゲ(夕菅)[別名:キスゲ] ツルボラン科ワスレグサ属

本州・四国・九州の、山地の草原や林縁に生育する多年草。

花茎の丈は100-150cm。葉は長さ30-70cm、幅1-2cm。上部で枝分かれする長い花茎の先の枝分かれした枝先に2又状の花序を付ける。夕方開いて翌朝萎む一夜花だが、10輪程の花を次々と咲かせる。花は淡黄色、基部は細い筒になる。花被片は6個、長さ約10㎝。雄蕊は6個。僅かに芳香がある。
花期は7-9月。
果実は蒴果。

※ 名は、細長い葉がカヤツリグサ科のスゲ(菅)類の葉に似ていることと、花が夕方にから咲くことから名付けられた。


主写真撮影日:2017-07-20   撮影地:群馬県渋川市 赤城自然園
撮影者:MOMO