マツバトウダイ

学名:Euphorbia cyparissias  

マツバトウダイ(松葉燈台)[別名:イトスギトウダイ、ユーフォルビア・キパリッシアス] トウダイグサ科トウダイグサ属

ヨーロッパから西アジアの、乾燥した荒れ地や岩場に生育する。日本では鑑賞用に栽培されるが、逸出して北海道から本州の中部地方にかけて分布し海岸などに帰化している。

丈は30-60cm。茎は多数束生する。葉は線形で長さ2-4cm、密に互生し、茎頂に数個長い広線形の葉が輪生、そこから多数の枝を放射状に伸ばして杯状花序を付ける。花序の基部に輪生する葉は広線形、苞葉は黄緑色で三角状、腺体は半月形で少し両端が突き出す。子房には突起が散生し、鋭い稜がある。
花期は5-7月。
果実は蒴果。

※ 根から不定芽を出し、マット状に茂るためグランドカバー用にも栽培される。


主写真撮影日:2017-07-20   撮影地:群馬県渋川市 赤城自然園 (植栽)
撮影者:MOMO