ハンカチノキ

学名:Davidia involucrata  

ハンカチノキ(ハンカチの木)[別名:ダビディア] ミズキ科ハンカチノキ属

中国南西部の標高2000mほどの山地に生育し、植物園などに植栽されている落葉高木。

樹高は15-20m。樹皮は灰褐色で、縦に細かく裂ける。葉は互生。葉身は長さ9-15cmの広卵形。先は尖り、基部は心形、縁には粗い鋸歯がある。質は薄い。葉柄は長さ4-7cm。晩春、径約2cmの球形の花序が垂れ下がる。花序の基部には白い長さ6-15cmの総苞片が2個付く。
花期は5-6月。
果実は核果。径約3-4cmの長卵形で、9-10月に淡黄褐色に熟す。

※ 名は、大きな白い苞に由来する。
 1種1属。


主写真撮影日:2017-07-20   撮影地:群馬県渋川市 赤城自然園 (植栽、果実)
撮影者:MOMO