エリカ・テトラリクス

学名:Erica tetralix  

エリカ・テトラリクス(Erica tetralix)[別名:クロスリーブド・ヒース] ツツジ科エリカ属

周北極から北スペインにかけ西ヨーロッパ全域の原産で、観賞用に植栽される常緑低木。北アメリカの一部にも帰化している。

樹高は10-20cm。若い枝には毛が密生する。茎の節ごとに長さ3.5-5mm、幅0.5-0.7mmの4枚の葉が十字をなし4輪生する。花は茎の先端に散形花序をなして付き、桃色の壺形で長さ5-9mm。
花期は6-9月。

[近縁種]
 エリカ・シネレア:Erica cinerea、花はよく似る。細い針状の葉3枚ずつ長さ4-8mmで幹から小枝を出して葉を付ける形が多い。


主写真撮影日:2017-07-20   撮影地:群馬県渋川市 赤城自然園 (植栽)
撮影者:MOMO