オキナワハイネズ

学名:Juniperus taxifolia var. lutchuensis  

オキナワハイネズ(沖縄這杜松)[オオシマハイネズ、ハマハイネズ] ヒノキ科ネズミサシ属

房総半島~東海地方・沖縄の、海岸の砂地に生育する常緑低木。

幹は匍匐性で高さ1m程度、長さ2-4m程度にまで成長する。葉は針形で、長さ8-14mm、3個輪生する。葉の表面は白い気孔帯が2本ある。雌雄異株。雄株には春に葉腋に球形で黄褐色の雄花が1個ずつ付く。雌株の葉腋には米粒ぐらいの黄褐色の小さい雌花が付く。
花期は2-4月。
球果は球形で径10-12mm、紫褐色に熟す。

※ 小笠原諸島に分布するシマムロの変種扱い。
 オオシマハイネズは、過去オキナワハイネズとは別変種とされていた。


主写真撮影日:2017-07-13   撮影地:東京都文京区 小石川植物園 (植栽)
撮影者:MOMO