タイミンチク

学名:Pleioblastus gramineus  

タイミンチク(大明竹)[別名:ツウシチク] イネ科メダケ属

南西諸島から沖縄の、人里近くや海岸に近い山林に生育するササ類。

丈は3-5m、地下茎が太くて短く、株はあまり広がらずに叢生する。 棹は直径1-2cmで、上方の節から枝が多数出る。葉は小枝の先に5-6枚が扇状につき、両面ともに無毛であり、 長さ15-30cmの線状披針形で、細長く尖り、先端はねじれて反転する。花の写真(右下)は、横浜三渓園で2017年に撮影されたもので、89年振りの開花。
花期は4-7月。

※ 名は、中国から渡来したと想定され、中国の国号「明」の文字を用いたことから。


主写真撮影日:2017-07-13   撮影地:東京都文京区 小石川植物園 (植栽)
撮影者:MOMO