学名:Zygophyllaceae  

ハマビシ科

ハマビシ目に属する双子葉植物。
特に熱帯から温帯の乾燥地に多く、草本から木まである。砂漠などの乾燥地や海岸、塩湖などに生育する好塩性の植物群。乾燥への適応として茎、葉が肥厚し、厚い毛におおわれるものも多い。葉は羽状複葉で対生する。花は集散花序をなし、5数性、放射相称の両性花。萼片、花弁とも5枚。雄蕊は5-15本ある。果実は蒴果、または小球形で開裂せず、外面に刺や角状の突起をもつのが普通。
全地球的には30属250種以上が存在する。
日本には、海岸植物のハマビシのみ1種類が自生する。