オウゴンオニユリ

学名:Lilium lancifolium var. flaviflorum  

オウゴンオニユリ(黄金鬼百合) ユリ科ユリ属

オニユリの変種で、対馬でのみ自生が確認された多年草。

花茎の丈は100-200cm。葉は互生し、小さめの披針形で先端は緩く尖る。6-7月に、茎の上部に径10-12cmの黄色の花を1-数個下向きに付ける。6個の花被片は反り返り、赤色の斑点が入る。母種と同様、葉の付け根に珠芽(ムカゴ)を作る。
花期は、6-8月。
母種と異なり、染色体は2倍体で結実する。

※ 自生状態はほぼ皆無、現在は愛好家たちの手で積極的な保存育成が進められている。
 黄色のユリの交配親として有名。


主写真撮影日:2017-07-13   撮影地:東京都文京区 小石川植物園 (植栽)
撮影者:MOMO