ツキヌキニンドウ

学名:Lonicera sempervirens  

ツキヌキニンドウ(突抜忍冬)[別名:トランペット・ハニーサックル] スイカズラ科スイカズラ属

北アメリカの東部および南部の原産で、観賞用に植栽される半常緑から常緑性の蔓性木本。

蔓の長さは2-6m。葉は対生し、葉身は4-10cmの長楕円形、縁は全縁。花の直下に付く葉は2枚の葉が基部で合着し、1枚の長い楕円形となる。春から秋に、枝先に穂状花序を出し、4cm程の筒状の花を10-12個ほど輪生状に付ける。花冠は5裂する。花の外側は朱紅色で、内側は咲き始めは内側は黄赤色だが、やがて外側と同じ紅色に変に変化する。
花期は4-9月。
果実は液果9-12月に赤く熟す。

※ 名は、花序の直下で、茎が葉を突き抜けているように見えることからツキヌキ、冬でも落葉しないスイカズラを「忍冬(にんどう)」とも呼ぶことに由来する。
 園芸種には黄花もある。


主写真撮影日:2017-07-13   撮影地:東京都文京区 小石川植物園 (植栽)
撮影者:MOMO