フェイジョア

学名:Acca sellowiana  

フェイジョア(Feijoa)[別名:フィジョア] フトモモ科フェイジョア属

南アメリカ原産で、果樹として、また庭木や生垣用に植栽される常緑低木。

樹高は1.5-5m。葉は長さ5-7cmの卵状楕円形、革のような光沢がある。裏面は綿毛が密に生え、銀白色を呈する。花は、径約4cm、花弁は内側が赤褐色、外側が白色で分厚く、糖分を含んで甘みがある。鮮やかな赤い雄蕊が特徴的。
花期は5-6月。
果実にはパイナップルとバナナの中間の様な芳香があり、生食またはジャムやゼリーなどの加工食品、果実酒などに利用される。

※ 果実は通常、自然落果したものを更に追熟させてから食べる。多くは遺伝的に異なる個体間で受粉しないと結実しない(自家不和合性)ため、異なる品種を2株植えるのが良いとされる。
 学名は、Feijoa sellowianaとしている文献も多いが、「維管束植物分類表」に従った。


主写真撮影日:2017-06-05   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO