セイヨウヤブイチゴ

学名:Rubus armeniacus  

セイヨウヤブイチゴ(西洋藪苺)[別名:ブラックベリー] バラ科キイチゴ属

原産地はアルメニアとイラン北部で、ジャムなどへの加工用に植栽される蔓性落葉低木。繁殖力が強いため、一部野生化もしている。

初年度に、新しい茎が4-10mまで育ち、地這うか、高さ4mまで立ち上がることもある。茎の基部は、径2-3cmになり、緑色から赤みを帯びる。2年目は、茎は伸長しないが、いくつかの側枝が出る。葉はは3小葉(まれに単一)。小葉は、楕円形、表面は濃い緑色、裏面は薄い緑色で中央脈に沿って棘があり、縁には鋭い鋸歯がある。 花は、2-3年生の枝の先端に3-20個が集まって付き、それぞれの花は径2-2.5cm、白色または淡い桃色の5弁花。
花期は5-6月。
果実は、径1.2-2cmの多数の集合果実で、黒または暗紫に熟す。

※ 枝は地面に達すると節点から発根する。果樹や庭木として品種改良が行われ、多くの園芸品種がある。


主写真撮影日:2017-06-05   撮影地:神奈川県相模原市南区 植栽?
撮影者:MOMO