セイヨウノダイコン

学名:Raphanus raphanistrum  

セイヨウノダイコン(西洋野大根) アブラナ科ダイコン属

ヨーロッパ・北アフリカ・中近東の原産で、北海道・本州・四国・九州の、道端や空き地などに生育する一年または越年草。

丈は70-120cm。秋に発芽し、ロゼット状で越冬して、早春に茎を伸ばす。根は大根のように肥大しない。根生葉は羽状に深く切れ込み、鋭い鋸歯があり、棘状の細毛がある。茎生葉は先が尖った卵型で、鋸歯があり、上にいく程小さく、葉柄があり、互生する。茎先に総状花序を作り、4弁花を咲かせる。花は淡黄色が多いが、白色や淡紫色のものもあり、花弁に網状の脈が入る。
花期は3-5月。
果実は先が細長く尖った円柱形の長角果で、数珠状にくびれ、上向きに付く。中に赤褐色~褐色の種子が入る。


主写真撮影日:2017-04-12   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO