アシボソアミガサタケ

学名:Morchella deliciosa  

アシボソアミガサタケ(足細網笠茸) アミガサタケ科アミガサタケ属

春に温帯の林内地上に生じるキノコ。

子実体は高さ3.5-9cm。頭部は円錐状円筒形、先端はやや鋭頭か鈍頭で柄に隔生する。肋脈は縦脈がより発達し、網目は概して長形になる。柄は円筒形、頭部より短いかほとんど同長で、表面には粒状の鱗被を付着する。白~帯黄色。子嚢胞子は、楕円形で無色あるいは黄色味を帯びる。胞子紋は黄色。

※ 食用になるが、子実体には微量のヒドラジンを含むため、生食することは避ける。
 アシボソアミガサタケは、アミガサタケと比し、頭部が長卵形をなすとともにその肋脈が厚く、全体に黄白色ないしクリーム色を帯びるが、アミガサタケの一変種としたり、あるいは同一種として扱う研究者もある。   


主写真撮影日:2017-04-05   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO