ハルザキクリスマスローズ

学名:Helleborus orientalis  

ハルザキクリスマスローズ(春咲クリスマスローズ)[別名:レンテンローズ、ヒメフユボタン] キンポウゲ科クリスマスローズ属

東ヨーロッパ・西アジア原産の原種の改良品種で、観賞用に栽培される常緑多年草。

丈は40-60cm。黒く短い根茎を持つ。梅雨から秋のはじめは半休眠状態で、11-1月頃に新葉が展開する。葉は根生する掌状複葉で、全株無毛。花は地際から花茎を伸ばしてその先端に付き、径6cmほどで、3-4花をやや下向きに咲かせる。花弁に見える部分は、萼片であるため、花期が長い。本来の花弁は蜜腺化している。
花期は2-3月。
果実は袋果。

※ 日本ではクリスマスローズの名で呼ばれるが、本来のクリスマスローズはニゲル種(Helleborus niger)のみで、本種はレンテンローズとして区別されている。
 本種は無茎種だが、ヘレボルス・ニゲル(クリスマスローズ)は有茎種。


主写真撮影日:2017-03-16   撮影地:神奈川県横須賀市 (植栽)
撮影者:MOMO