マルバタチツボスミレ

学名:Viola x obtusogrypoceras  

マルバタチツボスミレ(丸葉立坪菫) スミレ科スミレ属

北海道・本州・四国の、日照の良い、山地や丘陵に生育する多年草。

丈は花の時期は3-10cm。花後、茎立ちし10-30cmになる。茎葉は互生し長さ1.5-3cmの円心形~卵形、葉先は鈍頭で葉縁は規則正しい低鋸歯が並ぶ。萼片は狭披針形で、付属体は中央の凹んでいるものが多く、歯牙や縁毛はない。花径1.5cm内外でやや濃い紫紅色、花冠内部の白色部がはっきり区別できるものが多い。距は細長い筒型。
花期は4-5月。

※ タチツボスミレとニオイタチツボスミレの自然交雑種。花色はニオイタチツボスミレより淡く、葉はニオイタチツボスミレの形状に近いことが多いが、バラツキも多い。


主写真撮影日:2017-03-16   撮影地:神奈川県葉山町
撮影者:MOMO