シロカイメンタケ

学名:Piptoporus soloniensis  

シロカイメンタケ(白海綿茸) ツガサルノコシカケ科カンバタケ属

夏~秋に広葉樹(ナラ、カシ類)の枯木に上に発生する側着生、ときに有柄となる一年生のキノコ。

傘は半円形で扁平、幅10-20cm、厚さ1-3cm、表面は初めにっけい色~暗褐色の軟毛を密生するが、乾くにつれて色が褪せほぼ無色、平滑。肉は多湿で柔軟な肉質、初め鮭肉色のち白色、軽いフェルト状になる。管孔部も同色、管孔は小さく不正円形。胞子は楕円形、4-5.5 × 2-2.5μm。

※ 食用にするマスタケに似るが、マスタケは多数、重生し、表面がシロカイメンたけより鮮やかで、朱橙色~鮮黄色、縁が波打つ。


主写真撮影日:2017-02-02   撮影地:神奈川県湯河原町
撮影者:MOMO