チャシワウロコタケ

学名:Phlebia rufa  

チャシワウロコタケ(茶皺鱗茸) シワタケ科シワウロコタケ属

広葉樹の枯幹の表面に発生する背着生のキノコ。

柔軟だが、乾くと皮質~軟骨質となり、剥がれやすくなる。子実面層は白色・淡黄褐色・淡紅紫色~褐色で、浅い穴・不連続な皺、あるいは不連続な疣があるが、乾くとこれらの形態は不明瞭になる。子実下層に薄膜・棍棒状のシスチジア(菌糸の末端細胞のうち、形・大きさその他の点で他の末端細胞と異なるもの)40-100 × 6-12μmを形成する。胞子はソーセージ形、4-6 × 1.5-2μm。


主写真撮影日:2016-12-29   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO