ヒダサカズキタケ ゾク

学名:Arrhenia sp.  

ヒダサカズキタケの一種(襞盃茸の一種) ヌメリガサ科ヒダサカズキタケ属

夏~秋、林内の腐木上に発生する。ヒダサカズキタケの傘色は暗灰褐色~オリーブ褐色のため、別種と判断。

[ヒダサカズキタケ(学名:Arrhenia epichysium)の解説]
傘は径1-4cm、開けば中央部は凹み、さらに漏斗形となり、縁部は内側に巻く。表面は暗灰褐色~オリーブ褐色、乾けば淡色となり、中央部は微細な鱗片状。ヒダは垂生し、灰白色、幅狭く疎。柄は1.5-3cm × 1.5-4mm、傘と同色、基部には綿くず状の菌糸がある。胞子は7.5-10 × 4-6μm、楕円形。

※ ヒダサカズキタケ属の数種のものは、藻類と共生し地衣化することが知られている。


主写真撮影日:2016-12-26   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO