ヤケコゲタケ

学名:Inonotus hispidus  

ヤケコゲタケ(焼焦茸) タバコウロコタケ科カワウソタケ属

北海道・本州・四国・九州・沖縄の、広葉樹(ナラ類)の枯れ木上に群生する一年生のキノコ。

傘は半円形、幅10-30cm、厚さ3-10cmで重量感がある。縦断すると厚い海綿状の毛の層の下に水分を含む柔軟な厚い肉があり、その下に管孔層がある。全体が錆褐色~赤褐色、乾くと焼け焦げたように黒く軽く脆くなる。管孔は長さ1-3cm、管口は2-3個/mm、剛毛体はきわめて少ない。胞子は広楕円形、濃い褐色、9-11 × 7.5-9 μm。

※ 発生の初期、中期、後期と変化が多い。


主写真撮影日:2016-12-17   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO