モミジウロコタケ

学名:Xylobolus spectabilis  

モミジウロコタケ(紅葉鱗茸) ウロコタケ科カタウロコタケ属

北海道・本州・四国・九州・沖縄の、 広葉樹の枯木に群生や重生する一年生のキノコ。

半背着生。傘は扇形で幅2-4cm、深裂し、乾くと内側に強く曲がる。背面は淡黄褐色~赤褐色~黒褐色、光沢があり、無毛、放射状の細かい条線と環紋がある。腹面は灰白色、平滑、微粉状、傷つけると赤褐色の汁がしみ出る。子実層には多数のスリコギ状糸状体と汁管菌糸があり、シスチジア(組織中に認められる不稔性の異型細胞)は無い。胞子は長さ7-8µm、幅3.5-4µm、広惰円形で平滑、アミロイド。


主写真撮影日:2016-12-11   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO