ユウゼンギク

学名:Symphyotrichum novi-belgii  

ユウゼンギク(友禅菊)[別名:ミケルマスデージー、シノノメギク] キク科ホウキギク属

北アメリカ原産で、ヨーロッパで改良を加えた園芸品種群、野生化し、北海道から九州にかけて分布もしている。

丈は20-120cm。茎はまっすぐ、またはやや弧を描いて伸び、よく分枝する。葉は互生し、狭披針形で、柄がなく、なかば茎を抱く。全縁か低い鋸歯がある。枝先に径2.5cmほどの青紫色の頭花を散房状に多数付ける。頭花の中心部は両性の筒状花で黄色。その周辺に雌性の青紫色の舌状花が並ぶ。舌状花は20個以上。総苞片は披針形で、先が尖る。
花期は8-10月。
果実は痩果で長い冠毛がある。

※ 名は、友禅染のような鮮やかな花の色であることから。


主写真撮影日:2014-09-12   撮影地:神奈川県相模原市南区 (植栽)
撮影者:MOMO