サガリハリタケ

学名:Radulodon copelandii  

サガリハリタケ(下り針茸、懸垂針茸) シワタケ科サガリハリタケ属

広葉樹の枯木上に発生する白色腐朽菌。

子実体は背着生、不正形に基物に広がり、周辺部を除き多数の針状に垂れ下がる。針は長さ0.5-1.4cm、径0.2-1mッm、針の表面に子実層を形成する。全体に色は白色でその後、クリーム色~淡茶色、乾くと暗黄褐色になる。肉は薄く、厚さ約1mmで柔らかい革質。菌糸はクランプがあり、枝分かれし、幅3-5μm、1菌糸型。担子器は4胞子性で棍棒形~類円柱形、長さ20-38µm、幅6-8µm。胞子紋は白色。胞子は類球形で長さ5.5-7µm、幅5-6.5µm、無色で平滑、わずかに厚壁で1-3個の油滴を含み、非アミロイド。シスチジアは無い。


主写真撮影日:2018-12-19   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO