スミイボゴケ

学名:Buellia disciformis  

スミイボゴケ(墨疣苔) ムカデゴケ科スミイボゴケ属

日本全土の、樹皮上稀に木材上に生育する地衣類。

痂状地衣、地衣体(白っぽいシミの様な膜状部)は亀裂状~小区画状で、ほぼ連続する。下生菌糸は欠くか周囲に黒色の縁の境界をつくる。表面は白色~淡黄灰色(象牙色)の暗色、平滑で粉芽はない。髄層は白色。子器はレキデア型、径0.4-0.6mm。子器の縁は厚く黒色、普通は永存性ときに古くなると無くなり、ときに子器の出現時に地衣体を被る。子器盤は黒色、細粉はなく、平坦、まれに凸面になる。


主写真撮影日:2016-12-03   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO