学名:Jubulaceae  

ヤスデゴケ科

ゼニゴケ植物門ウロコゴケ目に属する苔類。

葉は茎への付着線が短く、背片と腹片のつながりも短い。腹片はふつう袋状(幼体などでは開いたままの場合も多い)となり、腹片の腹縁基部に毛状のスチルス(糸状で柱状細胞ともいう)がある。花被は卵形~軍配形で、背片に扁平となり、明確な稜があり、口部は嘴状。雌苞葉の直下に新枝はないか、やや下からヤスデゴケ型分枝を1本出す」。
全地球的には、6属、約454種が確認され、日本では3属51種が知られる。

※ ウロコゴケ目には、ツボミゴケ目の名称が用いられることもある。