ロウソクゴケ

学名:Candelaria concolor  

ロウソクゴケ(蝋燭木毛) ロウソクゴケ科ロウソクゴケ属

北海道・本州・四国・九州の、暖温帯や冷温帯の岩上や樹皮上に生育する地衣類。

黄緑色から黄色の円形葉状で、1cmの個体が群落を形成し、3cmほどに大きくなる。腹面は皮層があり、白色。少数の偽根で基物に付く。髄層は白色。裂芽を付ける。子器はまれ、幅約1.5mm以下。子器盤は淡黄色~橙黄色。

※ 名は、学名由来で昔ヨーロッパで黄色のロウソクを作る原料とされたことから。
 [近縁種]
  オオロウソクゴケ:Xanthoria fallax
           樹皮、稀に岩上にに着生し、背面は鮮黄色~橙黄色、腹面は白色。
           地衣体は裂片が多く、直径1cm以下のロゼットとなる。裂片の先に粉芽をつける。


主写真撮影日:2016-11-25   撮影地:神奈川県相模原市南区
撮影者:MOMO