ヒャクニチソウ

学名:Zinnia elegans  

ヒャクニチソウ(百日草)[別名:ジニア] キク科ヒャクニチソウ属

メキシコ原産で、江戸時代末期に渡来した観賞用に栽培される多年草。

丈は20-100cm。茎は直立する。葉は対生し、長さ4-10cmの長卵形。夏から秋にかけて、径2-15cmの花を開く。花は寿命が長く、花形は丸弁のダリア咲きから小輪のポンポン咲き、花弁がよじれるカクタス咲きなど様々、色も紅・紫・白など豊富。
花期は7-10月。
果実は痩果。

※ 名は、夏から秋にかけて長期間咲き続けることから。
 栽培や品種改良が盛んになったのは戦後になってからで、それまでは仏花として栽培される程度だった。
 [近縁種]
  ホソバヒャクニチソウ  :Zinnia angustifolia
               葉が細く、草丈は30cmほど。橙色の一重咲き。
  メキシコヒャクニチソウ :Zinnia haageana
               花は一重と八重のものがある。オレンジと赤のツートンカラーの花が印象的。
  シュッコンヒャクニチソウ:Zinnia grandiflora
               大型で草丈は3m近くになる。耐寒性があり越冬し、毎年花を咲かせる。
  ジニア・プロフュージョン:Zinnia 'Profusion'
               エレガンスとアングスティフォリアの交配による園芸種。花径は6cmほど。


主写真撮影日:2016-11-10   撮影地:神奈川県三浦市
撮影者:MOMO