バンクシア・エリキフォリア

学名:Banksia ericifolia  

バンクシア・エリキフォリア(Banksia ericifolia) ヤマモガシ科バンクシア属

オーストラリア東南部原産で、観賞用に植栽される常緑低木。

樹高は4mほど。葉は線形で、長さは15mmほど。秋から冬にかけて、長さ50-60cmの円筒形の花序を出し、橙色の花を咲かせる。花披は鈎爪状。花後、花序は松ぼっくり状になり、種子は山火事が起こるまでこの中に留まる。

※ 果実は、割れにくい木質の殻で種を包んだ袋果という構造で、山火事が発生するとその熱で袋果の外側の固い殻がはじけて、中の種が周囲に飛び散る。自生地では、自然発火による山火事が多い。


主写真撮影日:2008-03-15   撮影地:長崎県長崎市 亜熱帯植物園 (植栽)
撮影者:MOMO