ツルオオバマサキ

学名:Euonymus japonicus var. radicifer   

ツルオオバマサキ(蔓大葉柾)[別名:オオツルマサキ] ニシキギ科ニシキギ属

本州の神奈川県から愛知県・九州の沿海部・伊豆七島の、海岸の斜面などに生育する常緑低木。

樹高は1-2m。根元で枝分かれをし、枝は地を這うように広がって立ち上り、節部からときどき気根を出す。 葉は楕円形~倒卵形、ときに長楕円形で対生、光沢があり、縁は浅い鋸歯がある。花序は長さ4-7cm。太くて長さ2-5cmのやや扁平な梗上にやや多数の花を少し密に付ける。花は薄い緑色。
花期は6-7月。
果実は蒴果で、径7-8mm、晩秋に熟して、裂けて橙紅色の種子を出す。

※ 名は、ツルマサキより葉が大きいことから。


主写真撮影日:2016-11-10   撮影地:神奈川県三浦市 (果実)
撮影者:MOMO