シックイタケ

学名:Antrodiella gypsea  

シックイタケ(漆喰茸) マクカワタケ科ニカワオシロイタケ属

スギやヒノキなどの針葉樹の枯木上に重生・群生する多年生のキノコ。

傘は半円形で柄はないが、半背着生で、ときに連なって棚形になる。カサの幅は3-5cmほどで、表面は類白色~クリーム色、古くなると藻類が付着して緑色を帯びる。管孔面は汚白色、孔口は小さく、5-6個/mm。胞子は長さ約4(µm、幅約2µm 長楕円形~惰円形。2菌糸型、原菌糸は幅約2µm、クランプがある。

※ 名は、樹皮の表面に漆喰を塗ったように見えることから。
 学名は大菌輪ではNeoantrodiella gypseaとし、科はNeoantrodiellaceae(現在和名未定)としている。将来的に変更される可能性がある。


主写真撮影日:2016-03-21   撮影地:神奈川県逗子市
撮影者:MOMO